お金コラム

30代が資産運用を始めるべき理由。時代の価値観に沿った資産つくりとは。

こんにちは、なつ(@yurunatu)です。

なつ
なつ
30歳前後の方は、もの心ついた時から不景気だと言われていませんでしたか?

世の中は30年単位で繰り返されると言いますが、私たち30歳前後の人生は不景気の30年の中にいました。

となると、このコロナ禍が終息した際には、経済活動においても新たなステージが始まり、景気が好転するかもしれません。

これからの30年間、自然の摂理に則り景気が好転すると仮定するならば、30年後に60~65歳を迎える私たちにとって、老後資金をつくるための資産形成にとっては嬉しい30年になります。

この資産つくりで大切になるのは、その時代の価値に見合った資産をつくるということ。

日本経済の60年

東証での取引が始まり、昨年で70年を迎えました。

日経平均株価の推移を見ると、上がったり下がったりを繰り返していますが、成長期と後退期が見えてきます。

東証の再開と戦後日本の経済成長の30年

日本に証券取引所ができたのは、1878年(明治11年)です。第二次世界大戦で取引が休止しましたが、1949年(昭和24年)5月に取引が再開されました。

その時の終値は176円21銭(この時代は、日経平均株価ではなく日証修正平均株価と呼ばれていました)

現在の日経平均株価とは単純に比較はできませんが、これが戦後日本の経済の始まりの価値となります。

ちなみに消費者物価指数でみると、1949年の1万円は2019年の7.8倍もの価値がありました。

1964年の東京オリンピックを機に急激に日本経済は伸びていきます。

二度のオイルショックを経験し、1986年からはいわゆるバブル景気に突入します。

1989年12月29日には、日経平均株価は史上最高高値の3万8915円87銭を記録しました。

この時代に生まれた私たちは、その後、教育改革のはざまで揺れ「第一ゆとり世代」と呼ばれます。

もの心ついた時にはバブルはとっくに崩壊し、1993年の冷夏や雲仙岳の噴火、阪神淡路大震災など多くの自然災害を目の当たりにしていきます。

なつ
なつ
生きている時代は全くゆとりじゃない世代。むしろ荒波。

失われたのは10年なのか?20年?いや、30年。

1986年から1991年までの好景気が一転し景気が後退した1993年までの期間をバブル崩壊と言いますが、その後も景気回復の実感はないままにいつの間にか大人になってしまいました。

90年代は失われた10年と呼ばれていました。

しかし振り返ってみると、2000年代もITバブルの終焉やサブプライムローン危機・リーマンショックなどがあり、90年代と合わせて失われた20年と呼ばれることがあります。

そして2011年には東日本大震災があり、現在は新型コロナの影響をモロに受けています。

景気回復の足音は近づいたと思ったら離れていく――、そんな繰り返しの30年間です。

ただ日経平均株価だけを見ると、近年は2万円台前後を行ったり来たりしていて、2000年~2015年と比べると景気は回復しているように見えます。

しかし2000年と現在は、消費税やその他の税金の金額が全く異なります。

2000年 2020年
消費税 5% 8%または10%
社会保険料(%) 17.35% 18.30%

ざっと書きましたが、月収が20万円だとしてもそこから引かれる社会保険料や住民税などは上がり続けており、手取りは少なくなっています。

私たち一般市民が景気回復を実感するにはまだまだな状況です。

これからの30年をどう生きるか

30年後にやって来る「老後」の生活

景気のサイクルは、3年周期とも10年周期とも30年、いや50年とも言われています。

景気の良い悪いは、戦争や病気の流行、技術革新など様々な要素が複雑に絡み合っています。

2020年現在、新型コロナウイルスという病気により、世界経済もパニックに陥りました。

そして、バブルが崩壊して30年を迎えようとしています。

なつ
なつ
楽天的な見方かもしれませんが、過去から学ぶとこれからの30年は経済が上向くのではないでしょうか

90年代~現在の30年間は苦しい状況でした。しかし、その前の30年間は戦後日本の高度経済成長期です。

その30年前は第二次世界大戦などで大変苦しい時であり、それより30年前は欧米列強に負けるなと日本が近代化へ向け成長した時期です。

この流れを汲みこれからの30年が経済が上向きになると想定すると、私たち30歳代が老後の世代になる時には再び経済の落ち込みがあるかもしれません。

その時の生活は、定年退職を迎え支出<収入の生活から収入<支出になっているのです。

貯金の怖さ

貯金だけに頼っていると、現金というものはその時代の価値を反映しないので今の1万円が30年後に同じ価値のままであるとは限らないのです。

例を挙げます。

消費者物価指数に当てはめると、1989年の1万円は2019年では1万1500円になります。これは、30年前は1万円で買えていたものが現在では11,500円払わないと買えないという事です。

貯金が1,000万円あったら、それはただ単純に1,000枚の1万円札を持っていることになります。

今現在1,000枚の1万円札を出して購入できるものでも、30年後の未来ではもっと多くの1万円札が必要になるかもしれません。

持っているお札が時代の価値に見合ったものではなくなってしまう――、これが貯金の怖さなのです。

時代の価値に合う資産つくり

その点、投資による資産つくりは、その時代時代に沿った価値を金額として反映します。

投資はいくら分株を買ったではなく、いくらで何口株を買ったかが重要視されます。

保有口数は、どんな時代になっても変わらないものです。

変わるのはその金額です。

例えば、1口1万円の時に1000口分の株を買った場合、買った時の資産は1,000万円です。

これが30年後1口15,000円になっていたら、15,000万円の資産をもっていることになります。

ただの1万円のお札を持っているだけの時(貯金)と違って、持っている資産がその時代の価値に沿ったものになっていくのです。

これからの30年が景気が上向くとするならば、ただお札で持っているよりも運用して持っている方が資産が増える可能性を持っているのです。

老後の30年

これまで説明してきたことを踏まえると、私たち30歳前後の人間は老後に再び不景気を体験することになります。

となると、収入<支出となっている世代の時には、生活をキープするために資産運用を行っても芳しい成果を上げるのは難しいと予想できます。

だからこそ、今からの30年間で資産つくりを行った方が良いのです。

もちろん30年後に資産が溶けてしまうかもしれないというリスクを頭の片隅には置いておかなければなりませんが、老後に向けて資産つくりを行っている最中に不景気が来るかもしれない下の世代よりは、ちょっとだけタイミングが良いかもしれません。

ただ、経済の流れには30年周期の波があると知っているのといないのとでは、今後の心構えも変わってきます。

今ある貯金をお札の枚数として見るか、価値の変動に沿ったものに変えてみるか。

今お財布の中に入っている5,000円が、老後も同じ価値である方が稀なのです。

バブルの時と違い今は、100円から投資を始めることができる時代です。

未来の価値に合わせた資産を作り始めるのに、今が良いタイミングかもしれません。

では。

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