お金コラム

マネーリテラシーが独特な家庭のお年玉事情

こんにちは、なつ(@yurunatu)です。

お正月の定番と言えばお年玉!

子どもの頃は嬉しかったのに、大人になるとちょっとだけ憂鬱な伝統ですよね(笑)

でも喜んでいる笑顔を見ると「ケチらなくてよかった~」と思えます。

なつ
なつ
この記事は私なつ(@yurunatu)の幼少期~思春期~現在のお年玉事情について書いています

子どものころ親に教えられたお金の価値や使い方が、大人になった今どう影響しているのか、マネーリテラシーを子どもにどう教えていくのが良いのか、参考になると思います。

ちょっとした読み物としてご覧いただけると幸いです。

お年玉を取り巻く環境の変化

始まりは鏡餅

私のお年玉の話の前に、お年玉の由来について少し解説をします。
お正月とは本来、その年の年神様を迎えるための行事です。

年神様とはその家のご先祖さまを率いてやってこられます。
(お盆もあわせると年に2回やってくることになります。だからお盆はお正月と並んで大事にされてきた行事なのですね)

この年神様をお迎えするお供えものとして鏡餅をかざっていました。

この鏡餅を子どもたちにお下がりして配っていたことが、お年玉の始まりと言われています。

神様へのお供え物を子どもたちに分けることで、子どもたちへ福を分けていたそうです。

現在の落とし玉事情:貰える金額は?包む金額は?

ちょっとだけ古いデータですが2017年のデータによると、小学生が19,386円、中学生が26,529円となっています。
(出典:学研教育総合研究所「白書シリーズ」)

また一人あたりいくら包んでいるのかは、かなり幅があるようです。

色んなサイトを見てみましたが、小学生には~3,000円、中学・高校生になると~10,000円が多かったです。

なつ
なつ
親戚同士で前もって金額を合わせておかないと、無駄な争いを生みそうな気がします…

お年玉は「貯金」は古い?

twitterなどの投資アカウント界隈では、子ども(または自分)のお年玉は投資に回すといった方が多いですが、世間ではどうなのでしょうか?

お年玉に関する調査2019では、投資派が微増しているとなっています。

しかしこの調査は、ネット銀行(しかも系列にはネット証券で強い会社がある)の調査ですので、増やしていく資産運用に意識の高い人たちが回答している率も高いでしょう。

一般的な家庭では、まだまだ親が管理し貯金するのが大多数なのでしょうね。

マネーリテラシーが独特な家庭育ちのお年玉事情

私の家は、贅沢をしなければ普通の生活が送れるといったごくありふれた家庭でしたが、お金に関しては殊更ケチでした。

そんな家庭で育った私のお年玉事情は波乱万丈(大袈裟)です。

貰うのは一大イベント!幼少期~小学生時代

お年玉をもらう時は、正座して両手で受け取る
幼い頃からそう教えられました。

そして、いただいたお年玉は全て親に渡していました。

3が日が過ぎた4日の日の朝、朝食前に父から床の間のある部屋(家では『上の部屋』と呼んでいました)で、兄と二人正座をして2,000円を貰うのです。

その後、朝食を食べ、郵便局が開く時間になると母と一緒にいただいたお年玉を郵便局の口座に入れに行きます。

なつ
なつ
同級生の中では誰よりも速くATMの使い方を覚えました(ちっちゃな自慢)笑

私の家はお手伝いしたらその対価をいただけるというお小遣い制度を導入していたので、2,000円と貯めていたお小遣いを持って「たまごっち」を買いに行ったのを鮮明に覚えています。(確か小2)

小学生の頃のお年玉へのイメージ
・人から貰うめちゃくちゃ大事なもの
・貰ったら貯金しなくてはいけないもの

お金に恐怖と感動を覚えた、中学・高校時代

中学に上がったのと同時に、今までお年玉を入れていた通帳を親から渡されました。

これからは自分で管理しなさいと。

自分の通帳を持つというのは、大人の階段を上った様でとても嬉しかったのを覚えています。

中学生になると、お年玉も親に預けることはなく、全額自己責任で扱う事になります。

通帳を貰った時とは逆に、今まで自分の財布の中に入った事のない大金(当時2万円ほど)が入り、元旦から恐怖を覚えました。

そして、母に「郵便局行ってくる」と小さく告げ、自転車で山を越え郵便局へ向かったのを覚えています。

もちろん郵便局はお正月休みで銀行窓口(今でいうゆうちょ)もATMもやっていませんでした(笑)

なぜ止めなかった、母よ…。

さて、高校生になるといただく金額が増えましたが、「何かあった時のために」とずっと貯金にまわしていました。

唯一お年玉貯金を使ったのは、当時デビューしたばかりのRADWIMPSのライブに行くために買ったチケットと往復航空券でした。

なつ
なつ
高校生の貯金で飛行機に乗れるんだ、旅に出れるんだと、当時は感動しましたね~
中高時代のお年玉へのイメージ
・お金を現金で持つ恐怖
・旅に出るために背中を押してくれるお金

社会人になって変わったイメージ

大学4年間は、お正月に実家に帰ることもなかったのでお年玉は一切いただいていません。

そして社会人になってからは、今度は渡す側へと立場が変わりました。

親戚の子に渡すのはもちろん両親へも渡しています。直接渡せない時は、少し手間ですが現金書留で送っています。
(その方がありがたみがあるという両親のリクエスト(笑))

普段あまり外食をしない両親なのですが、こういう時は二人で外食を楽しむようです。

なつ
なつ
笑顔で美味しいものを食べている写真が送られてくると、コチラまで嬉しくなりますね

大人になってからは1度だけ両親からお年玉をもらった事があります。

その時の私は人生の絶望の淵にいて、両親も見てられなかったようです。

この時にもらったお年玉はポチ袋と共にずっと大事に財布に仕舞ってあります。

このお年玉をもらってから、「痛い出費だな~」と思っていたお年玉への意識が変わりました。

大人になってからのお年玉のイメージ
・福を配る
・笑顔を配る

お年玉をどう使うか

こればかりは、各家庭の考え方や育った環境がとても影響すると思います。

ただ、お年玉の始まりは福の配分です。

その福を失くさないように貯金にするもよし、別の幸せに変えるもよし(おもちゃを買うなど)、福を増やす(投資など)もよし。

それを子ども自身が選択できる環境があると良いですね。

そういった意味では、選択肢をたくさん与えてくれた両親に私は感謝しています。

自分が配ったお年玉が子どもたちにとっての福となりますように。