お金コラム

奨学金は借金!返済中OLのホンネを赤裸々告白

こんにちは、普通のOLだけど投資をやっていますなつ(@yurunatu)です。

なつ
なつ
毎月16,000円の少額投資をしていますが、この金額には意味があります

私は高校大学と奨学金を借りていたのですが、その毎月の返済金額が16,000円なのです。

奨学金の返済年数は20年。総額にすると380万円以上を借りています。

ということは、毎月16,000円の貯金を20年続けると384万円になるのです。

同じ金額を20年間投資したらどうなるかな?

そんな単純な疑問から、毎月の投資額を16,000円に設定しました。

この金額での投資が20年後にどのくらいの価値になっているか楽しみですが、
果たして22歳の時に380万円もの借金を背負う価値があったのかどうか?

昨今の奨学金は悪という風潮は本当なのか?

実際に、奨学金を借り、奨学金を返済している私なりの考えを書いていこうと思います。

なぜ奨学金を借りたのか?

15歳の決断

私は、貧乏でもなれけば裕福でもないごくありふれた家庭で育ちました。

ただ、これをご覧になっている方が想像しているであろうと思われる家庭とは異なる点が2点。

  1. 医療が発達していない小さな島に住んでいた(Dr.コトーのようなイメージ)
  2. 兄が先天性の病気を持ち、月に1度本土の病院へ通っていた

この2点があったので、貧困ではないけれど贅沢も出来ない家庭でした。

生まれ育った小さな島には、幸運なことに高校までありました。

中学生であった私の進学先はその高校一つに絞られていました。
これには私の意志は存在せず、生まれた時から決まっていた運命のようなものです。

実家から通える距離の高校でしたが、ここで私は進路よりも大きな決断をします。

奨学金を借りる。

偏差値の低い高校でそれなりに勉強を頑張っていた事が功を奏し、返済不要な奨学金もいただき、それで授業料をまかなっていました。

しかし、私は返済が必要な奨学金を借りることにしたのです。

高校を卒業した後は大学に行きたい。

大学に進学するためには、入試を受けなきゃいけない。

入試を受けるとなると、何度も本土へ行かなければならない。

卒業後の引越しにも費用がかかる。

兄の事もあって、家にはそんな余裕はない!

そう思った私は、高校で受けた奨学金を全て貯金に回すことにしたのです。

18歳の決断と親の思い

何だかんだと第一志望の大学に合格する事の出来た私は、2回目の決断をします。

大学の奨学金は利子付きの奨学金を借りる。

家には大学の授業料を払う余裕はないと思った私は、父にそう言いました。

すると父は「そこまで苦労させたくない」「今まで我慢をさせ過ぎていた」と大学の学費と一人暮らしの家賃を出すと約束してくれました。(教育ローンを組んでいました)

それでもやはり生活費は足りないです。
大学ではバイトをするつもりでしたが、私は無利子の奨学金も借りる事にしました。

そのような決断をした私に父は「ごめんな…嫁入り前から借金背負わせて」と悲しそうな顔をしました。

『借金を背負う』

その言葉の重みを10代の私は深く捉えていませんでしたし、むしろ裕福な家庭でなくても大学に進学し好きなことを好きなだけ学ぶ手助けをしてくれる奨学金というものに感謝すらしてました。

奨学金は借金

早々と気づいた借金の重み

大学を卒業と同時に、目標としていた国家試験にも挑戦し無事合格する事ができました。

無事に希望の職種にも就きましたが、私が目指した業界はお賃金がとても低い業界で、働く人のやる気と信念と善意で成り立っているような業界です。

大学卒業から半年経ってから始まった奨学金の返済。

その当時の支給額の1割が奨学金返済のために消えていきました。
(手取りではなく支給額です)

さすがに生活には余裕もなく、精神的にもいっぱいいっぱいで、お給料日に近所のケーキ屋さんで180円のシュークリームを買うのが唯一の贅沢であり至福の時でした。

「奨学金さえなければ……」「あと20年も返さないといけないのか……」

毎月引き落とされていくお金に何度も泣きそうになりました。

実家にも帰れない

実家が離島であるため気軽に帰ることもできず、帰ったとしても交通費にすごくお金がかかるため、社会人1年目の私はかなり病んでいました。

仕事の忙しさに反比例するかのようなお給料。
帰って寝るためだけに払っている家賃。
ごはんとふりかけばかりの食卓。

なつ
なつ
実家に帰って、美味しいご飯食べて、ゆっくりお布団で寝て、気兼ねすることなくのんびりしたい…

そんな事ばかり考えていましたが、一方では、借金は毎月きちんと返さなければならないという強い意志も持っていました。

その理由は、
夢見ていた職につけたから。
それもこれも奨学金を借りて大学に行く事ができたから。

その思いだけでした。

目的がなければしんどいだけ

進学した先のその先を見ているか?

奨学金を借りてまで大学に行くやつは、そもそも大学に行く資格なんてない
SNSでそんな言葉を見かけたこともあります。

でも、私から言わせれば
大学(高校や専門学校も)は義務教育ではないのだから親が学費を出す義務はないし、奨学金を借りずに大学まで進学し卒業できたのは、あなた自身の努力ではなく親がすごいだけ。

私の親は確かにたくさん稼いでいるわけではないですが、しっかりと愛情を持って私たち子どもを育ててくれました。

そのおかげで、私は自分の夢を話す事が出来ましたし、その夢を叶えるために「大学に行きたい」という思いまでも伝えることが出来ました。

私は大学で学んだその先を見据えていたのです。

380万円も借金し学んだ価値

今もお陰様で大学の時に学び、そして取得した資格を元に仕事をしています。

何度か転職もしましたが、ずっと同じ業界で働いています。

そして今やっと、借りた奨学金と同額近くの年収をいただけるようになりました。

好きな事を仕事にして、それで食っていけているので、それだけでも奨学金を借りて学びの世界を広げた事に価値はあったと思っています。

380万円の価値とは?


奨学金の全てが悪だと思わずに、それをどう生かしていくか。

そこまで考えきれないのならば、奨学金は借りるべきではないと思います。

今現在、奨学金を返しながらも最低限の生活は出来ていますし、年に2,3回は旅行に行くような余裕も出来ました。

今でも「奨学金がなければ……」と思う時は多々ありますが、それでも今の生活が出来ているのは大学で学ぶ事が出来たからです。

人の価値観は人それぞれですが、結論として私は
奨学金を借りて良かったと思っています。

なつ
なつ
その奨学金のおかげで、返済額と同じ額の16,000円を20年間毎月投資したらどうなるだろうという、私一人だけが楽しい実験も行えています(笑)

私の場合は無利子の奨学金を借りましたので、返済期限いっぱいのんびり返して行く予定です。

奨学金返済が苦しいだけのものにならないように、今一度その価値を見つめなおしてみると
意外と人生設計が見えてくるかもです。